いや~すっかり秋ですな!
夜は肌寒いし雨の日が多く洗車しても意味が無いけど止められませんけど・・・(笑)
すぐに続きを書こうと思ったのですが中々暇が無くサボってしまいました♪
今月は韓国に行く月だったのですがタイミングを逃し今月後半韓国は旧お盆があるので行っても市場や工場がお休みなので来月に予定します。
すっかり過ごしやすい夜、今夜は小田原工房に帰還して風呂に入ってから少し暇が出来たので続きを書こうと思います。
結構「Bさん劇場」を見ている方が多いようでいろいろ励ましのメールや共感して頂きまだお会いした事が無いけどメール等でお友達になった方も多くブログをやってて良かったな!と感じる今日この頃です。
さて・・・・そうそう某クラブに入った頃からでしたっけ?
いつも独りでSLライフを送っていたBさんですが某クラブにちょくちょくお邪魔する事になったわけです。
皆さん楽しそにしている感じをBBSやチャットで感じていたので「こう言うのも良いかな」と思い入会しました。
Bさんが入った当時はまだ10人程度だったかな~?
ある時帰国中に皆さんが集まると言う事で早速参加。
今まで独りでSLライフを送っていたBさんはこんなにもSLが集まるなんて嬉しくなりました。
SLが何台も集まる時はいつもワクワクしてましたね。
皆さんSL好きなんですがやはり本当に「走り好き」とそうでない人はいましたが特にわけ隔てなく和気あいあいな雰囲気が何か好きでした。
たまたまその晩集まったメンバーで走りに行く事になりその時クラブ会長さんのSL7.3に○40kmからの加速で抜かれた事が衝撃的でしたね。
まさか同じ車にあの速度から抜かれるなんて・・・・
そこからB号の進化が始まるわけです。
まぁ内緒ですけど人見知りのBさんは初め中々溶け込むのが難しかったのでまずは輪の中に入って情報収集!
その頃は実際チューニング車両はまだSL7.3しかいなかったのですが個々に改造部分があって拘りもあり中々興味深い話もチラホラ・・・・
その頃ブレーキなんて高価だし必要無い!と思ってましたがクラブで走るようになって自分自身もそうですがいざと言う時に回りにも迷惑をかけてしまうので性能アップをしましたね。
でもそんな急に金があるわけでもないでまずは当時クラブで皆さんがやっていた「SL600ブレーキ移植」をしました。
これは前期500SLのブレーキがフロント300mm、リヤ280mmを600SL用フロントmm、リヤ300mmに拡大しキャリパーも大きくなります。
まぁ実際性能がそんなに変わるかと言うとほとんどわからなかったような気がします。(笑)
見た目はずいぶんと変わりましたけど・・・・
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/10304b5256c291d9faaee93805ad17bf/1189620249?w=150&h=200)
うわ~今見ると貧弱です(笑)
この頃はMAEの足回りに600SL用ブレーキで武装!(笑)
このブレーキを売ってくれたのがゼロサンオート(現㈱ワールドトップ)でした。ここから付き合いが始まります。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/10304b5256c291d9faaee93805ad17bf/1189621216?w=200&h=150)
あとクラブの数人がやっていたカバー類の塗装のパクリます。(笑)
あと今ヤフオク等で売ってるインテークパイプもこの頃制作しました。
他の人達のは「アルミ製」でしたがBさんはステンレスで制作。
ぶっちゃけちゃうとどちらも同じです。アルミかステンの違いですかね。
このクラブでの醍醐味はSL仲間とのツーリングでしたね。
何台も連なっていろんな所へ遊びにいきました。
これは某雑誌の取材も兼ねて浜松へ行った時です。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/10304b5256c291d9faaee93805ad17bf/1189621184?w=150&h=200)
この時は長野だったかな?
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/10304b5256c291d9faaee93805ad17bf/1189621152?w=200&h=150)
まだ他にもたくさん写真があるのですがこの辺で・・・
清水に桜エビを皆で食べに行きそのまま名古屋城を見に行ったり(笑)
そんな中B号が劇的に変化する出来事がありまして・・・・
事故があったんです。しかも同じ日に2件も!
2件とも被害者です。(笑)
こんな事もあるんだな?って感じですよ本当に!
1件目の事故を片づけてから「こんな日は帰るに限る」と走りだして5分後オカマを掘られました。(笑)
別に大きい事故でも無かったのですが相手保険会社が「是非に」と言う事で「オールペン」をする事に・・・
その際に当時の「ゼロサンオート」で「どうせオールペンだと時間もかかるのでEGもやりますか!」と言う事になりどんな使用にするか企みます。
方向性はボアを広げてEGに負担をかけるのをやめて(実際は6.0にするとそれだけで専用ガスケットが高価でさらに×2枚なので却下)ヘッド加工をメインにEG/OHするプラス位でのパワーアップをする事に。
実際AMG6.0とノーマル500では体感できるのはトルク感がメインでまぁパワーも=なんですけど6.0で381psと言うのが納得出来ず6.0にするのを止めて何か新しい事にチャレンジしよう!と言う事になりメカニックといろいろ模索します。
実際にはAMG6.0(V8)も純正品でありマージンを取って制作されています。
ですので381psもあくまで平均値であると考えるのが正しいような気がします。
ヘッド加工やカム変更により軽く400psオーバーは余裕らしいのですが耐久性も純正AMG6.0より落ちるのは当たり前の事になります。
AMG6.0は完成された車両なので体感できるチューニングとなるとEG加工位しかないようです。
(※あくまでBさんの考えなので深く考えないように!)
そこでBさんはW126時代に500と560が何故存在するのか?とフッと思いもしかしたらノーマル5.0より5.6の方が面白いかも!と考えます。
実際W126で500と560は乗ってわかる程の違いがあります。
しかも当時はW210にE55がありAMGに5500ccがあるなら5600ccの制作にもヒントがあるかも!と思います。
そこからEG制作が始まります。
まず基本的なOHをし各パーツをバランス取りをします。
その間ヘッドを職人の元へ送りギリギリまで加工してもらいます。
次にピストンです。Bさんがボアを広げるのを嫌いなおかつメルセデスベンツに使用されている純正ピストンの中から合う物を探してくれ!と言う無理難題を押し付けます。
そんな中ツテでドイツブ○バスやA○Gのカムを作る工場とつながります。
「5.6用のカムを作ってほしい」と依頼。
しかしお決まりのEGをドイツに送ってくれ!と言われます。
そんなドイツまで送る事なんて出来ないって(笑)
丁度ブ○バスには5.8が存在するので5.6用なんて簡単なんだろう?と考えていましたが中々伝わりません。
「何故そんなEGを作るんだ?」とか「EGをドイツに送ってくれば作る」とかそんな事ばかり言うので当時クラブの仲間でAMG6.1を作ってる方がいたので「AMG6.1に負けない5.6を制作中である」と言うとあっさりOK(笑)
「5.8、6.0、6.2とも違うオリジナルで作ってやる」と嬉しい返事。
EG仕様をドイツへ返信し何回かのやり取りの後遠くドイツからカムが届きます。
これにはメチャクチャ喜びましたね♪
初めは5.8用のカムを送ってもらおうとしていたのに最終的にはオリジナルでの制作!
だってあのブ○バスがBさんの5.6のためにオリジナルカムを作ってくれたんですから♪
まあ金額もそれなりでしたけどね(泣)
そして超軽量ピストン完成し各パーツもそろい早速組上げ開始です。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/10304b5256c291d9faaee93805ad17bf/1189623953?w=150&h=200)
やっと組みあがったnewエンジン。
ちなみにこのEGは通常のEG/OHにプラスαで作れるようにあらかじめ設計されてます。(カムは同じ物は作れませんので。)
EG/OH時に+モアパワーが欲しい人が気軽に出来るようになってます。
実際組み上げた後シャーシダイ計測で409ps。
(その後各種パーツ強化&チューニングで415ps)
これには組んだメカニックもびっくりしてました(笑)
キットを組んだわけで無く自分達で計算して作ったEGなので初めはどうなる事かと思ってましたし・・・・
早速ドイツにお礼のメール(笑)
そしてせっかくEGが良くなったのでマフラーもフロント~リヤまで完全ワンオフで制作。
またまたBさんのこだわりがここでも発生!
「V8のドロドロ感をなくしたい」「低音を消してほしい」とわがまま言いたい放題♪
あの晩V12/7.3に抜かれた時に聞いたかん高い音・・・・忘れません。
まぁ同じ音は出ませんが少しでもと思うBさんの希望を伝えます。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/10304b5256c291d9faaee93805ad17bf/1189623956?w=200&h=150)
完成したのがこれ!
リヤマフラーの前にサブタイコを作り低音を消してます。
活字で表しにくいのですが高回転まで引っ張ると昔のバイクの集合管のような音がします(笑)
これはこれで気にいってます。
その後オールペンに出していたボディーもどうせやるならオーバーフェンダーだべ!と言う事になり結局完成するのに約1年かかりました。
BさんはAMGのエアロのようなサイドステップが目立つエアロがあまり得意では無く、どちらかと言うとアメリカンマッスルカーのようなスタイルが好き!
そこでクラブ仲間のD氏より純正フロントバンパー、サイドステップ、リヤバンパー一式を譲ってもらいカールソンリップスポイラーのみを装備したシンプル仕様に変更。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/10304b5256c291d9faaee93805ad17bf/1189624991?w=200&h=150)
制作途中の盗撮画像♪
完成時の画像です。
ATも強化(クラッチディスク8枚入り♪)してあり初めて乗った時のインプレは乗った感じはいつもと変わらないのに走りだすと全く違う車両に思えましたね。
その後スーパートルクコンバーターを入れるわけですがまたこれが何とも説明しずらい物で(笑)
ドイツでは初期のチューニングパーツらしく値段も安いのですが日本に入ると高額になるのであまり売れないとドイツでは言ってるそうです。(笑)
よく「5速ATの強化をしたい」とか「5速にスーパートルコンを入れたい」とメールを頂きますがあまり意味が無いように感じます。
まぁやれと言われればやりますけど4速ATの進化版が5速ATなのです。
クラッチディスクもよく「自分のは5速強化にしました」と言う方がいますが構造上は増やせません。
なので本当に増やしているのであればディスクを薄くして増やす事は可能ですのでその可能性があります。
よく5速ATのOHは高いと言う話を聞きます。
96年より搭載の5速は基本的にコンピューターに不具合がある場合がありそれを交換するのがめちゃくちゃ高額であってOH自体は4速にプラスα程度が現状です。
98年以降は対策済みですので安心ですがそれ以前の5速ATはメルケアでAT乗せ換えてるか等の対処が確認できない場合少しの滑りを感じた場合すぐに修理にいれないと最悪プラネタリーギア破損で高額修理になる場合がありますので注意してくださね。
トルコンに関しても多分乗りづらくなるだろうとの見解です。
入れて悪くなりはしませんがあまり意味がないようです。
元々4速の強化版ですし1速発進で乗るとわかりますが乗り味がまったく違います。
5速の場合にはATのコンピューターを弄れる所があればかなり変わるとの事ですよ。
話が脱線しました。
その後またクラブでのSLライフはより楽しい物になります。
しかしBさんはいろんな方々との交流があります。
どこのクラブにも属さないSLオーナーさんや他車種乗りの方とも当時から交流がありまして・・・
当時のクラブはクラブ外の人をあまり歓迎しない雰囲気がありそれはそれで良いのですがちょっと息が詰まる感が出てきます。
今は大分変って新規メンバーも増えているそうです。
現にBさんもお世話になってる方も最近メンバーになったそうで楽しくSLを送ってるみたいです。
特に喧嘩したとかではなく考え方の違いと言うか・・・・
何かバンドの解散時のコメントみたい(笑)
当時の約半数弱の方々と共に脱会しました。
その後その脱会メンバーもさらに分裂し(笑)
今でもよく遊んでる方もいますが決裂した方もいます。
クラブメンバーの方の中にも未だに交流のある方もいます。
趣味の世界で気を使うのがウンザリしていたので今は何処にも属さずいろんな車種の方々と気軽に遊べる環境を作ってます。
まぁ元々R29を乗る方は自己主張が強いようで(笑)
クラブ脱会後にまた独りSLライフが始まります。
ずいぶん長文になったので今日はこの辺で・・・
週末は鈴鹿サーキットでのオープニングランにお誘いがありましたので行ってきます。
何と!オープンで本コースを2週出来るので楽しみです。
これは190コミュでのお誘いですので以前にBさんからカーボンボンネットを購入して頂いた方々ともお会いできるとの事で楽しみです。
某クラブを一緒に脱会したD氏と一緒に参加してきます。
それでは良い週末を!
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