寒くなると思ってTシャツからロンTに変えたら暑いって言う・・・汗だくです。
さて今週は車以外で忙しいので暇な時に手持ちのエボ1ヘッドをバラします。
このヘッドは先日持ち帰ったヘッドではなく以前にエンジンブローしたヘッドです。
某所よりBさんが引き取ってきましたがこのヘッドが載ったエンジンは国内でなくドイツで弄ったエンジンです。
バラす前に現状のシムクリアランスを見ますがあてになりませんでした(汗)
ちなみにこのカムが296カムです。
一応こんな感じでIN、EXと順番にバラして保管します。
このヘッドカムだけ違うのかぁ~と思ってたんですけど中身も違いました。
リテーナの形が純正品と違います。
ただこのために作ったとは思えないのですがドイツよくあるのはポルシェの部品を使ったりするのでそのへんのパーツなんでしょうか?
スプリングも違いました。
この辺もその類のパーツだと思われます。
このエンジン1番がブローしたので3番も怪しいと思いましたがIN側はバルブが全部そのまま抜けませんでした。(汗)
でヘッドの裏側を見せますと・・・
穴開いてます(笑)
以前このヘッドを見たエンジン屋に「溶接で埋めますか?」って言われて「そんな事しても・・・」と思いましたが今回バラしてみて修理しても良いかも!と思ってしまいました。(笑)
ただどの程度で直るのか聞いてみないと何とも言えませんけどね。
エンジンに関してはいろいろ聞きますけが中々ここまでの状態になる事は無いでしょうけどあまり修理せず交換しちゃうみたいです。
それはそれで良いのですが今部品が無いんでBさん的にはヘッドでもブロックでも出来るだけ修理してみたいと思ってます。
以前もアルピナB7のブロック亀裂も前なら修理不可能でしたが今なら修理可能でしたし。
お金と時間がかかるのであまりお客さんの物はあえてお勧めしませんけど自分が使う分には何をどうしても良い訳で・・・
古い車の部品は今の技術で何とかなりそうな気がしてます。(笑)
ならない物どうにもなりませんから諦めますがいつの日か直せる日が来るかもしれないので捨てはしないです。
普通はこの状態ですとこのヘッドは使わずに2.3か2.5のヘッドを使ってボア加工と2.3であれば2.5のガイド入れて使います。
2.5とエボヘッドの大きな違いはボアとガイドなのでその辺を加工してあげれば確かに使えます。
でもせっかくならこのヘッドもまた使えればなぁ~と日々妄想してますよ~
結局加工(仕上げ)は業者がやってくれますのでそこまでいかに手間がかからずコストを抑えて仕上げるかがBさんの仕事でもありますしね。
エボのエンジンも今回制作する1機とBさんが使おうしてる1機しか部品がありません。
もうドイツでも手に入らないパーツが多くBさんも上記2機以外制作する気も部品を探す気もありません。疲れました。
まぁだいたい500台しか作ってないのにその専用パーツがいつまでもあるとは思えませんからね。(笑)
このヘッドが直せればBさんが持ってるエボ2のヘッドも他で使える日が来るでしょうし。
まぁ気長にいろいろやってみようかと思ってます。
なんつってもBさんサーキットを自分の車で4~5年走ってませんから(笑)
年齢的にもモチベーション(精神的)にも次の車が最後でしょうから。
手持ちで持ってる好きなパーツを使って作りたいなぁ~なんて思ってまして。
でも作って乗ってるとまだどこの誰かが「Bさんの欲しい」となる予感がします。
今までの車は全部の車がそうでしたから(笑)
昔大好きな先輩に言われた[車遊]と言う言葉。
いつの日かBさんが車を降りる日まで続くんだと思います。
でもいつも車を作る時には「この車はBさんの最後の車」と思ってます。
話が大分それましたが(笑)
皆さんもいつの日かガソリン車が法律で乗れなくなる日が来るまでその愛車で遊んであげてくださいね。
さ~てこのヘッド業者に見せてこよっと
・・・追伸
こちらのヘッド直るらしい。
しかもアルゴンじゃ嫌だな~と思ってたら今時はレーザー溶接で歪み無しでいけるらしい(驚)
シリンダーブロックもブローしてコンロッドの足が出ちゃったやつも修理出来るそうで・・・
21世紀ってすばらしい(笑)
聞いてみるもんだな・・・
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